幼稚園児の特徴

シャボン玉

幼稚園児の行動の特徴

幼稚園児は集団生活だけではなく、人間関係や一般生活で必要な知識を数多く学びます。
片づけや着替え、食事の習慣など基本的なことを身に着けていきます。

幼児期は遊びを中心とした生活で、何事も「体験」から得ていく時期です。
好奇心や感性から学ぶことは多く、体験から創造性を得ていきます。

自分の力で行動をとることを覚えていきます。
たとえば「言われてから行動する」ではなく積極的に自分から行動に移せるようになるのです。
寝る前には歯を磨く、朝起きたら朝ごはんを食べる。
今まで言われてから、または促されてしていた行動が自力でできるようになるのです。

物の形や数量、その物の特徴などを覚えようともします。
好奇心旺盛な幼稚園児は、自分が知らない物には興味を持って、触ったり関心を持つようになるのです。

また、自分とは違う「生き物」にも興味を持ち始めます。
植物や動物、昆虫など生命の大切さを学び、心が豊かになっていくような行動を自ら取り始めます。

幼稚園児の容姿の特徴

思っていることをいちいち口に出してしまうのも、幼稚園児の特徴です。
そこで、自分と同じ幼稚園児の子に言われたことはすべて気にしてしまいます。
「かっこ悪い」「かわいい」など友人から言われた言葉を素直に取り入れるので、容姿を気にしてしまう子も多いでしょう。

「いじめ」は小学生、中学生だけではなく幼稚園児内でもあるものです。
特に容姿については、深く考えさせないよう注意したいものですね。

親から見ると、「ひらがなを覚えた」「走っても転ばなくなった」などの成長を実感することが多く容姿に関して「大きくなったな」と改めて実感する機会は少ないでしょう。
それよりも、小学生になって急激に身長が伸びたり体重が増えるということが大きく、容姿に対しての成長を大きく実感することはないかもしれません。

それでも、幼稚園時期は毎日成長しています。
1ヵ月で1センチ身長が伸びる子もいれば、女の子は「かわいらしい服装」を好みますから、温かい目で見守ってあげることが大切です。

幼稚園児の身体的特徴

幼稚園児は遊ぶことが仕事です。
勉強も必要ですが、勉強ばかりに追われる生活では創造性を育むことができません。

外に出て太陽を浴びて自然を感じる、室内では豊かな心を形成できるような体験をする。
そういった体験が大切であり、勉強が一番ではないのです。

親としては身体的な成長をふまえ「自発的に取り組める」ような環境を作ってあげたいですね。
心身の基礎や情緒、社会性などは、幼児期に定着するものですから。