寝かしつけ方のコツ

子供

赤ちゃんの寝かしつけの方法

赤ちゃんは寝かしつけなければ眠れません。
一人で眠ることができないので、どうしても寝かしつけが必要です。

ママが頑張れば頑張るほど赤ちゃんは寝ません。
全く眠る気配を見せなかったり、居心地が悪くずっとぐずぐずしている子もいます。

その子によって、寝付きやすさや寝かしつけの方法が異なります。
必要な睡眠時間も全く異なり、生まれた時からぐずりを知らず一人で眠れる子もいます。

「一人で眠れる子」が良い子ではなく、「ぐずぐず中々寝付けない子」が悪い子ではありません。
ママはその子に合わせた寝かしつけの方法を実践して、上手く睡眠に誘導させてあげることが大切です。

赤ちゃんは泣くことが仕事です。
長時間泣く子もいれば、ちょっと泣いただけですやすや眠ってしまう子もいます。
泣く子を何時間も放っておくわけにはいきませんから、根気強く寝かしつけてあげます。

赤ちゃんはとても不思議なもので、がんばって寝かしつけようとすればするほど寝ません。
イライラするほどぐずったり、眠ってほしくてもすんなり寝てくれないのです。

赤ちゃんはママの心の変化をすぐに感じとります。
イライラしているママの横では、赤ちゃんもすんなり眠ることができないのです。
そして赤ちゃんが寝付けないから更にママがイライラして・・・という悪循環を起こさないよう注意しましょう。

包まれていると安心する

ママが抱っこをするとすぐに眠るのに、布団やベッドに置いたとたんに起きてしまう。
これは、「包まれていると安心する」からです。

原因はこれだけとは限りませんが、ママの腕の中と布団の中の温度差が違っていてそれを感じとり目が覚めてしまったり、
手足が広がったとたんにモロー反射でびっくりして目が覚めることも。

タオルや毛布などでくるんであげるとすんなり眠ってくれることがあります。
また、タオルケットの生地が赤ちゃんの顔にあたっているとまるで「抱っこをしているママの服が顔にあたっているんだ」と勘違いして眠る子もいます。

巻き付け過ぎるとあまり効果がありません。
ゆるめに、おひなさまのように包んであげるとすんなり眠ります。
これは、生後3か月から半年までの赤ちゃんに効果的です。

寝かしつけた後は、布やタオルが顔を覆いかぶさないよう注意しましょう。
顔にあたったままでは窒息してしまいます。

赤ちゃんを寝かしつける際に効果的な方法

たとえば赤ちゃんの耳元でビニール袋をガサガサとしたり、オルゴールを流してあげるなど「落ち着ける音」を聞かせてあげると効果的です。
オルゴールの場合、毎日1時間オルゴールをかけて寝かしつけをすると、オルゴールの音を聞いた赤ちゃんは「眠る時間だ」と認識するようになり寝つきが良くなります。

赤ちゃんの横でママが寝たふりをするのも効果的です。
赤ちゃんはママの眠った顔を見るとなぜか眠くなります。
ママは赤ちゃんを見ていると眠たくなるのと同じように、目をつむって寝たふりをするといつの間にか眠っていたなんてこともあるでしょう。

これも生後4か月頃に効果的な方法です。
新生児の頃には効果がないかもしれません。

動き回る月例になれば、ママのお腹の上や胸の上に載せて寝かしつける方法が効果的です。
ママの心音が聞こえるような姿勢が良いでしょう。