子供が上京する時の住まい探し

建物

学生におすすめの住まいとは

専門学校や大学に入学することになると、学校によっては、地元を離れて1人暮らし生活をする学生は多いといえるでしょう。また、社会に出る練習段階に1人暮らしを選択する学生も多いと思います。

その場合、学生の住む物件には何が適しているといえるでしょうか。学生を対象にしている物件について紹介します。

◇学生マンション

学生の1人暮らしをする時に選ぶ物件として学生マンションがあげられます。学生マンションは、セキュリティ水準が比較的高いといわれており、防犯カメラによる怪しい人の出入りをチェックしたり、出入りする際にドアの開け閉めを怠らないよう、オートロック式のドアを採用してたりしています。また、物件によっては管理人が24時間常駐している学生マンションもあります。

また、1人暮らし生活において、共同生活のルールが比較的緩いことも学生もマンションの魅力の1つです。共同生活はどうしても、お互いの生活振れてしまう可能性があるため、規則項目が多いことが特徴です。しかし、学生マンションでは、個人の部屋が用意されているため、学生同士の集まりといえど、プライバシーを守る環境が整っています。

そのほか、女子学生専用の学生マンションもあります。そのため、娘の1人暮らしを心配してしまう保護者も、気持ち的な安心感も生まれやすいでしょう。物件の家賃は比較的高いとはいえ、学生が活動しやすい環境が整っています。

◇学生寮

学生寮では、指定された学校の学生が入居できる物件です。学生寮には、規則正しい生活を送れるように、門限や出入りできる人間の制限を細かく設けています。ひと昔前までの学生寮では、1つの部屋に複数人が、生活を共にするという環境がありましたが、現在は、学生のプライバシーに配慮して、個室を用意している学生寮が増加しています。

また、一般的な物件を借りるより賃貸費用がかからないことも、学生は、金銭的に余裕をもつ人は少ないため、ぴったりといえる物件ではないでしょうか。

◇学生会館

ある企業の運営によって、学生の入居を募集している物件を学生会館といいます。学生寮との違いは、基本的に、学生が所属している学校を指定していないということです。そのため、他の学校に通っている学生が集まりやすく、多種多様な価値観を共有できます。勿論、共同生活であるため、生活におけるルールは整備されています。例えば、門限・外出制限制度や入浴時間の指定及び、風呂やトイレなどは共同となっています。

指定されている学校の管轄外ということもあり、費用面での負担が大きいのですが、セキュリティ設備も整っており、食事付きということもあり、学生の健康維持やトラブルを未然に防ぐような作りになっています。

物件選びのポイント

3つの物件について紹介してきましたが、学生が物件を選ぶ際には、周囲の環境の様子や金銭的な事情を考慮して、目的に合わせて、物件を選ぶことをおすすめします。


学生マンション・学生会館「全国一人暮らし.com」

昨今は上記のような、学生専用の物件を扱う専門サイトも多く、進学予定の学校にあわせて検索をかけることで、生活や通学に最適な物件を見つけやすくなるでしょう。ただし、学生向けの物件は、入試や合格発表シーズンにあわせて予約でいっぱいになってしまうことも多く、住みたい部屋を見つけた時には空きがまったくないというケースもしばしばです。

そのような事態を避けるべく、進学の際の物件探しはできるだけ早めに行っておくほうが賢明と言えるでしょう。