赤ちゃんがかかりやすい定番の感染症

赤ちゃん

乳幼児がかかった感染症TOP3

赤ちゃんの体は免疫力が低く、体温調節ができにくいため感染症に対しては非常に抵抗力が低いです。
十分に保護者の方が注意をしているつもりでも、ちょっとした気温の変化や周囲からのウイルスの侵入により感染症を発症してしまうことはよくあります。
まずは赤ちゃんがかかりやすい感染症について理解しておき、素早く対応ができるように備えておきましょう。

乳幼児がかかる感染症について統計をとった調査結果、感染者数第一位は「突発性発疹」、第二位「手足口病」、第三位「水疱瘡」となっています。
以下の順位としてはインフルエンザやヘルパンギーナと続いていますが、数だけで見ると「突発性発疹」が圧倒的に多いということがわかっています。

なお「突発性発疹」に感染した年齢で最も高いのは1歳代、次いで0歳代という順番になっているので生まれてすぐよりもある程度自分で行動ができるようになった時期の方がより危険度が高いということになります。
突発性発疹は赤ちゃんが生まれて初めてかかる病気としてもよく知られているものなので、慌てずに速やかに対応をしていくようにしてください。
病気そのものは危険度は低いので、きちんと安静にして看病をしてあげればすぐによくなります。

危険度が高い感染症

赤ちゃんがかかる感染症の中でも特に注意をしたいのが、こじらせてしまうと重篤な病状になってしまうことがある病気です。
中でもここ近年危険度が高くなっているのが毎年流行するインフルエンザです。
インフルエンザは感染力が強く、合併症として肺炎や脳症といったものを引き起こすことがあるだけでなく場合によっては死亡例も報告されているので十分に注意をしなければいけません。

インフルエンザが流行するのは毎年寒くなってからの時期なので、秋の終盤くらいから情報を集めるとともに一緒に暮らす大人が外からウイルスを持ち込まないようにマスクや手洗いでしっかり予防をしていくようにしましょう。
流行している時期に急にせきをするようになったり、高い熱が見られたら早めに小児科に行き診断を受けるようにしてください。

特にそれらの症状と合わせてぐったりとして動きがなくなってしまったり、けいれんや意識障害が見られるなら時間外であってもすぐに医師にかかるようにした方がよいでしょう。