親にとって悩ましい子供の便秘の原因とは

赤ちゃんのオムツ替えは親にとって大きな仕事ではありますが、かといって何日も便が出ない便秘症状が起こってしまうとそれも大きな悩みになります。
子供の健康状態をはかるために便の状態をチェックすることは非常に重要で、便が出ないということそれ自体が何かよくない病気の原因として考えられます。

乳幼児の時期におこる便秘の原因として考えられるのがまず「水分不足」で、十分に体内に水が取られていないために便をうまく出すことができず腸の中で固まってしまうのです。
仮に毎日便通があっても乳幼児なのに固形をしていたりするときには同じく水分不足が起こっていることが考えられます。
ウンチを出すときにお腹を痛そうにしていたりするときには便秘の疑いがありますのでしっかり水をとらせるなどケアをしてあげるようにしてください。

また便を出した時に鮮血が混じっているという場合には便が固くなりすぎて肛門や直腸のあたりが傷ついているということが考えられます。
こちらも乳幼児の時期に起こるには深刻な症状なので、小児科に相談をして便通を良くする方法をとってあげてください。

子供の便秘対策としてやってあげて欲しいこと

生まれつきどうも便通がよくないなと思ったら、まず一日の便の様子を育児日記として記録するようにしてどのくらいのペースで便が出ているか・出ていないかということをしっかり把握するようにしましょう。
子供の便秘で悩む親は多いのですが、案外日数を気にしてきちんと記録をしている人は少ないものでどのくらい便秘なのかということをを正しく判断できないために対応が遅れるケースがあります。

便秘がちな子供にまずしてあげてほしいのがたっぷり水分を与えるようにするということで、授乳やミルクの他に水や麦茶をこまめに飲ませてあげるようにします。
また既に何日も便が出ておらず自力で踏ん張って出すことができなくなっている時には、ベビー綿棒で肛門を刺激してあげるという方法もあります。
綿棒の先にベビーオイルを数滴たらし、それで肛門を広げるようにぐるっと回してあげると腸のぜん動を促すことができます。

あとは赤ちゃんのお腹に「の」の字を描くようにマッサージをしてあげたり、食物繊維の多いフルーツやおいもをおやつに与えるということも有効な方法です。