中学生ママ

ブランコ

中学生ママの悩み

中学生ママの悩みといえば「反抗期」この一言につきます。
反抗期には何を言っても無駄。
子供は褒めて育てなければいけない。

最近は「叱らない育児」が流行っていますね。
この叱らない育児の意味をはき違えている方が多くいます。

たとえば、反抗期で勉強しない子供に対して、100点満点のテストで10点だったといって、叱らずに褒めますか?
「すごい!10点取れたんだね」なんて心にもない言葉をいえば棒読みになってしまいます。

かといって「どうして10点なの!」と叱るのが正しいのか?
まずは「なぜ10点しか取ることができなかったのか、原因を解明させる」ことが大切です。

勉強には好き嫌いがあります。
苦手な科目もあるでしょう。

反抗期の中学生に対して有効な魔法の言葉は「どうしたの?」です。
中学生は話を聞いてあげるだけで、自分で解決することが多くたとえテストの点数が悪くてもどうしたのか理由を聞いてあげるだけで、次は頑張ろうという意欲を起こす結果となるかもしれません。

「テストで良い点が取れなかったから、親はがっかりするかもしれない」と落ち込んでいるかもしれません。
そんな辛い気持ち、一緒に受け止めてあげないと。
まずは感情を共有して、子供のことを理解してあげることが先決です。

中学生の日中の過ごし方

中学生は一人の時間を大切にします。
休みの日は一人で部屋にこもりがちになるので、出来れば家族団らんで過ごせるリビングを居心地の良いものにしておきたいところ。

子供が中学生にもなると「手が離れた」状態であり、親も自由に何でもできる時間が増えます。
親として仕事に熱中する方もいれば、新たに趣味を始める方も多いでしょう。

子供が90%だった日常生活が、半々になります。
その半分半分のバランスをうまく保ち、反抗期を迎える中学生の子供と上手に付き合っていきたいですね。

「どうせ無理だから」と否定的な子へ

中学生の口癖として、「どうせ」「無理」「きっと」という言葉をよく聞きます。
何事にも、現実的に取らえて否定し諦めてしまうのです。

反対に意欲的な子も当然います。
張り合いが好きで、負けず嫌いな子はどこまでも上を目指すでしょう。
でもひとたび自信がなくなってしまうと、「どうせ無理だから」と否定的な子になってしまうのです。

元々現実的な子には親として現実論を話したほうが良いでしょう。
「どうせ100点なんて取れない」というのなら、まずは70点を目指して頑張ってみる。
やる気を起こさせるのは親の役目です。

中学に入って反抗期から否定的になってしまった子は、小学校のときよりもちょっと自信がなくなっているだけ。
自信をつけさせるような言葉がけや、行動、習い事をさせるのも良いでしょう。