おねしょをした時の洗濯のコツやニオイの対処法は?

子供のおねしょの原因とは

子育てをしていて必ずと言ってよいほど直面するのが「おねしょ」でしょう。
おむつがはずれるのはだいたい1歳半くらいからで、段階をおいてだいたい3歳くらいまでに完全にとれるようになるものです。

ですが日中のトイレはコントロールをすることができても、就寝中の尿意までしっかり自分の意志で管理できるとは限らず、小学生に入ってからもしばしばおねしょをしてしまうというのが普通です。

そうしたことを考えると、子供のおねしょは最初からあるものだと思って行動をした方がよく、市販の防水シートを利用しておくと布団に尿が染み込んでしまうのを防ぐことができます。

防水シートは薄くて非常に性能もよいので、シーツと布団の間に挟んでおくだけで絶大なおねしょ被害の防止効果があります。

しかし子供というのは寝相が悪く、夜中にあちこちと動き回ってしまうというのが一般的であることから、防水シートで想定していた場所以外のところにおねしょをしてしまうということもあります。

そうした場合にはまずできるだけ早めにバスタオルなどを使って尿を吸水するようにし、完全に染み込む前に拭き取るようにしておきます。

ペット用のトイレシートや紙おむつの余ったものなどは非常に吸水性に優れているので、そうしたものを使うと素早く水気を切ることができます。

乾燥させる前にシミを取り除く

朝になったら今度は布団についたシミを乾かす作業をしていくことになります。
晴れていたら屋外に干すのが一番ですし、環境的に外に干せないという場合は布団乾燥機を使えば短時間で乾かすことが可能です。

しかし注意をしておきたいのが、尿を完全に拭き取らないまま乾燥をさせてしまうと、シミになってしまい落ちない汚れになるということです。

できるだけ尿を拭き取った布団は、洗剤を溶かしたお湯などを使って丁寧に拭き取るようにしていくと乾燥をしたときに嫌なニオイが残りません。

丸洗いができる布団なども販売をされていますが、子供うちはそうした洗濯のしやすさで寝具を選んだ方がよいかもしれません。

ニオイが強くなってしまった場合には、消臭剤を使用するとてきめんに効果があります。
ファブリーズなどかなり強力な消臭剤が安価で購入できるようになっていますし、製品以外にも重曹やクエン酸を水で溶かしたものをスプレー容器に入れて吹きかけるだけで充分です。

湿ったままの布団を長期間そのままにしてしまっていると、内部にカビが生じやすくなってしまいますので、乾燥はできるだけ速やかに行うようにしましょう。

天日や布団乾燥機が使用できないという場合には、ドライヤーやコインランドリーを使ってその日のうちに処置を終えるといいですね。