肌にトラブルがある際のケアポイント

肌

敏感な赤ちゃん肌はトラブルがよく起こります

赤ちゃんのお肌は大人と違ってふっくらときめ細かく触ったときの弾力がみずみずしいものですが、反面で肌表面の免疫力が低くちょっとした刺激ですぐにトラブルが起こってしまいます。
汗をかいたあとにそのまま放置をしてしまっていたり、冬場など強い空気の乾燥があったりするとたちまち肌が荒れ湿疹や炎症が起こってしまいます。

また虫刺されや塗り薬が体質に合わなかった時などにも大人と全く違った重篤な症状になってしまうということもよくあるので、まずは肌状態を健康に保つようにするとともに異常があったときにはすぐに対処できるように準備をしておくようにしましょう。

子供の肌トラブルというのは原因となるケースが非常に多く、どういったことによって起こったものかによって対応方法も違ってきます。
代表的なのが突発性発疹ですが、その他にも水疱瘡や手足口病、とびひや蕁麻疹、脂漏性湿疹といったようなものもあるのでそれぞれのケースごとに肌に起る症状をざっと調べておくことをおすすめします。

肌トラブルを素早く察知するためには毎日の入浴やオムツ替えのときにしっかり肌の様子を確認してあげるようにするということが重要になってきます。
もし広範囲で肌トラブルがあるようなら、他に発熱や鼻水などといった症状がないか合わせてチェックするようにしましょう。

子供の肌3大トラブル

子供の肌に起るトラブルは大きく三種類に分類できます。
「肌が赤くなり発疹ができる」「肌がカサカサしてかき壊して傷になっている」「あざがあったり腫れが見られる」のいずれかに大抵の症状は分けることができます。

水疱瘡など病原菌が体内に入ったときに起るのが最初の「肌が赤くなり発疹ができる」というもので、同時に発熱を伴っていたりせきや鼻水が同時に起こったりします。
もし発疹が出ているときに高い熱がでてぐったりして反応がほとんど見られないようになっているなら、仮に病院の診察が時間外でもすぐに受診をした方がよいでしょう。
薬を飲んだときや何か食べてひどい発疹が出た場合も同様です。

次の「肌がカサカサする」という場合ですが、特徴的なのが膿など浸出液が多く出てしまっていることが多いということです。
強いかゆみを伴う場合はアレルギーの疑いが強く、眠っている間などに無意識に引っ掻いてしまうことで傷が大きくなってしまうことがよくあります。

最後の「あざや腫れ」についてですが、これは虫刺されやどこかにぶつけたりしたときによく起こります。
外傷の延長的なものなので放っておいても自然に治るのですが、急激に腫れが大きくなったり手足の形が変形するほど膨らんでしまった場合には早めに受診をするようにしましょう。

肌トラブルが起きた時にしてはいけないこと

子供の肌トラブルが起きたときに最も注意しなければいけないのが、子供自身が引っ掻いて傷を大きくしてしまうことを防ぐということです。
大人にとっても痒みを我慢するというのは辛いものですが、子供の場合には加減ができずひどい傷になるまで掻き続けてしまうということがよくあります。

そのままにしておけばキレイになおる肌トラブルもひどくかき壊してしまったせいで一生残る傷になってしまうことがあります。
かき壊しがないように包帯やフィルム式のテープを貼り付けたりして子供がいじらないように工夫をしてあげましょう。

また傷ができている皮膚は普段以上に雑菌の侵入に弱く、そこから別の病気に感染してしまうことがよくあります。
注意したいのが保護者がきちんと手洗いをしないで子供の皮膚に触れてしまうことで、汚れた手で塗り薬を塗ってしまうことでかえって悪化をさせてしまいます。