赤ちゃんの特徴

赤ちゃんだよ

赤ちゃんの行動の特徴

赤ちゃんは大人とは違う行動をします。
一生の中で最も成長が早い時期と言っても過言ではありません。

赤ちゃんは目を覚ましている間はじっとしていません。
とにかく手足をバタバタだせたり、動いたり、ハイハイをして歩いてと片時も目を離せないほど。
大人が赤ちゃんと同じ運動をしようと思ったら、1時間も耐えられないでしょう。

赤ちゃんはとてもエネルギッシュです。
1日のうち何度も泣きますし、泣いている間も体力を消耗します。
呼吸の数も大人の40倍ほどありますし、疲れる様子など全く見せません。

赤ちゃんの脈拍は1分間に100前後です。
大人の場合1分間に60程度、全力で走ってやっと100を超える程度です。

赤ちゃんの容姿の特徴

赤ちゃんは通常4頭身です。
大人は8頭身が美人だと言われていますが、生まれたばかりのときは3頭身から4頭身あたり。
頭が全身の4分の1あり、足が短く胴が長いのが特徴です。

産まれてから体重は4か月で2倍に。
誕生日を迎える1才の頃には3倍以上になっているでしょう。
身長も1年間で約5割以上伸びるので、大人になってからはありえない速度で成長していきます。

赤ちゃんの頭の骨は大人よりもやわらかくしなやかです。
頭蓋骨の間が広くあいており、体の骨も柔らかい。
衝撃を受けるとあぶないので、生まれたばかりの赤ちゃんはまるで壊れ物を扱うように抱いてあげます。

骨折することは少なく、たとえば階段から誤って落ちてしまったら、回復が早く大人の2倍の速度で回復します。
青あざや骨折もそうですが、怪我も大人の2倍から3倍の速度で回復してしまうのです。

赤ちゃんの身体的な特徴

たとえば血液の働きや心臓の働き、肺活量なども大人より活発です。
風邪をひくと胸の中に粘液がたまって、息をするとゼイゼイと音が鳴ったり、熱がすぐに出るのも特徴的。
泣き声はとても大きいですが、内臓、特に肝臓や腎臓の働きはまだ完成されていません。

栄養の与え過ぎによる体への症状が現れるのは早く、ちょっとミネラルを取りすぎると下痢をしたりと、水分が失われる速度も早いです。
また、脳の働きが完全ではないため物事を理解することができません。
「危ない」「危険だ」ということもわからないので、毎日の体と脳の成長と共に教えていかなければいけません。